「終活って言葉はよく聞くけれど、何から手をつければいいのか分からない」
「家族に迷惑をかけたくないけど、まだ早い気もする…」

そんな風に思っている方は、実はとても多いんです。
でもご安心ください。終活は“完璧にやること”より、“一歩踏み出すこと”が大事なんです。

この記事では、司法書士の視点から「終活の始め方」を3つのステップでわかりやすくご紹介します。

終活の第一歩としておすすめなのが、エンディングノートの記入です。

◆ どんなことを書くの？

医療や介護の希望

財産や保険の情報

お葬式やお墓の希望

家族・友人へのメッセージ

書いた内容に法的効力はありませんが、「自分の想いを残すこと」が最大の目的。
あとから遺された人が困らないように、気持ちと情報を整理しておきましょう。

想いを整理したら、次は法的な手続きを考える段階です。

◆ 遺言書の作成

財産の分け方を明確にすることで、家族間のトラブルを防ぐことができます。
特に子どもがいない方や、おひとりさまの場合は、遺言がなければ国が定めたルール通りに相続されてしまいます。

→ 公正証書遺言でしっかりと意思を残すのが安心です。

◆ 任意後見制度の検討

将来、認知症などで判断能力が低下したときに備えて、
信頼できる人に自分の意思を託しておく制度です。

「元気な今」しか契約できないため、早めの準備が重要です。

エンディングノートや遺言、後見制度――
調べれば情報はたくさん出てきますが、自分に合った形で準備するには専門的な知識が必要です。

司法書士にご相談いただければ、

・法的な手続きの整備
・書類作成や手続きの代行
・ライフプランに合った制度活用

など、あなたの状況に合わせた終活プランをご提案できます。

最近では、50代・60代の方が終活に前向きになるケースが増えています。
「もしもの時に家族に迷惑をかけたくない」
「おひとりさまだから、ちゃんと準備しておきたい」
そんな想いが、行動のきっかけになっているようです。

終活は、怖いものでも重いものでもありません。
むしろ、これからの人生をよりよく生きるための前向きな活動です。

「ちょっと気になるけど、何から…」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
司法書士として、丁寧にサポートさせていただきます。

💬 よくあるご相談内容：
・遺言書は自分に必要？
・おひとりさまの終活ってどう進める？
・任意後見って何？
・家族に迷惑をかけたくないけど、どう備えればいい？